裏庭に倉庫

ゆるーく、ひっそり、のんびりと

魔女がいっぱい

今月は、「ナイル殺人事件」を鑑賞しようと思っていたのですが、残念なことに公開延期となってしまいました。さて、何を鑑賞しようかなと思った時に、「魔女がいっぱい」が気になったため鑑賞してきました。

どういった映画なのか何の情報を得ることなく、映画館へ。子ども向けなのかな?と勝手に思っていたのですが、どの世代の方でも楽しむことの出来る作品でした。ただ、魔女の容姿や変身する過程の描写がリアルすぎて、え……想像以上に怖……と思ってしまいました。幼い頃の私が鑑賞していたら、確実にトラウマになっていたと思います。近くに座っていた女性は、目を手で覆っていました。最新の映像技術のおかげで、女の子が鶏に変身したり男の子がネズミに変身するシーンはリアルで、夢に出てきそうです。

話の内容は、予想外なことは起きない感じでした。ある程度、こんな風になるのかな?と予想はつく感じです。そこが、どの世代の方でも楽しむことの出来る理由の一つなのではないでしょうか。

もう少し掘り下げて欲しい部分がいくつかあり、ちょっと物足りなさを感じました。ただ、最後は個人的に納得出来る展開だったので、物足りなさについてはそれで相殺されたような気がします。この作品が日本制作によるものだったら、最後については違う展開──私好みではない展開だっただろうなと思います。