裏庭に倉庫

ゆるーく、ひっそり、のんびりと

レディ・プレイヤー1

スピルバーグ監督の作品を映画館で鑑賞するのは、初めてでした。他の映画作品を鑑賞する際に流れていた告知映像を見た時から、気になっていました。

 

映画の中で散りばめられているオマージュの元ネタを知らなくても、充分楽しむことのできる映画です。しかし、元ネタを知っていたらもっと楽しむことが出来ただろうなぁ……とは思いました。オマージュとは知らずに、見過ごしたシーンがいくつもあるのだろうなと思うと、少しだけ悔しい気持ちになります。もっと、映画に詳しければっ……!と。

 

主人公がヴァーチャルの世界で本名を口にした瞬間、「何で言うの!?」と思わず心の中で突っ込みました。未来感溢れる世界観でしたが、現実世界ではどういった人物なのか分からない相手に本名は言わない、というのは今のご時世でも通ずる話だと思います。そこから、身の危険に晒される主人公の姿を見て、ヴァーチャルの世界というものは一歩間違えれば危ないものだと思わずにはいられませんでした。しかし、最後は顔を知らない人達と協力する姿は、例えヴァーチャルの世界で出会った人達であっても、良い関係を築いていくことが出来るのだ、と実感しました。方法を間違えなければ誰にとっても良いモノとなるのだ、と。