裏庭に倉庫

ゆるーく、ひっそり、のんびりと

ゼロの執行人

名探偵コナンの劇場版である、「ゼロの執行人」を観ました。劇場内は、親子連れやカップル、友人同士、そしてお一人様でほとんどの席は埋まっていました。三連休の初日ということもあり人が多く、特に小学生くらいの子ども達が多くいました。

 

甥と一緒に名探偵コナンの映画を観ていた、という知り合いの方に、「コナンって、本当に子ども向けのアニメなの?」と尋ねられたことがありますが、確かに最近は子ども向けと言うには難しいかもしれません。今回は特にそうで、完全にコナンのアニメを小さい頃から観ていた人達や漫画を読んできた人達、つまり大人向けなのでは?と思いました。

 

映画に登場する組織をそれぞれ軽く把握していないと、頭が混乱してしまうストーリーだったような気がします。映画を鑑賞中、子ども達はストーリーについていけているのだろうか、と心配になりました。似たような名称の組織もあり、文字を見るのではなく音で聞いているため、聞き間違えて混乱する人もいたのではないでしょうか。

 

毎年恒例の爆発ですが、今回もきちんと……と言ってはなんですが発生しました。そして、カーアクション。ラストに向けてのそれは、さすが劇場版!というくらい手に汗握るものでした。時間の経過が早いと思うくらい、今回の映画はラストに向けて盛り上がりを見せていたような気がします。そして、小五郎のおっちゃんがとても格好良かった。英理さんは、流石「法曹界のクイーン」と思わざるを得ないところがあり、毛利夫婦素敵と思わずときめいてしまいました。

 

しかし、何か物足りないと感じました。何故だろう。そう考えた結果、推理パートが少なかったからではないだろうか、と結論が出ました。私の中で。犯罪の規模が大きすぎたというのも、逆に物足りなさを感じさせた要因の一つなのかもしれません。

 

他にも、とある組織の言動に対してマイナスの感情を抱く人がいそうで、ちょっとなぁ……うーん……と感じてしまうところはありました。とはいえ、安室さんが格好良い(小五郎のおっちゃんも!)映画でした!

 

来年の映画の予告がありましたが、楽しみです。原作の中で上位で好きなキャラクターが登場するようなので、今からワクワクしております。