裏庭に倉庫

ゆるーく、ひっそり、のんびりと

15時17分、パリ行き

こっそりツイッターでフォローしている方が紹介していた、「15時17分、パリ行き」。初のイーストウッド監督の映画を、鑑賞してきました。どういう映画かというと、男性三人に焦点を当て、とある事件について描かれた実話です。

 

男性三人の幼少期からのエピソードが映画の前半でゆっくりと描かれており、いつパリに行くの?と思いましたが、不思議と退屈しなかったです。

 

三人の出会いやパリへ行こうとするまで、様々な人達との出会いや選択が偶然によってもたらされているようで、最終的には必然だったのだと思わせるような、映画の構成でした。

 

何か(事件)は起きるのですが、めちゃくちゃ衝撃的でもなく、無駄のない映画で、疲れを全く感じさせない映画でした。衝撃を受けなかったのは、映画の構成のおかげだと思います。三人の特筆すべきエピソードを描いていたからこそ、事件を未然に防ぐまでの流れを受け入れることができました。鑑賞した後は、何だかストンと腑に落ちるような感じで、スッキリとした気持ちで映画館を後にしました。

 

映画上映前の宣伝で、いくつか気になる映画の予告がありました。今度は、明日から公開される「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」を見たいです。