裏庭に倉庫

ゆるーく、ひっそり、のんびりと

ブックセラーズ

約3年ぶりに訪れる映画館で、「ブックセラーズ」を鑑賞。一人で行くのは初めての映画館でドキドキしましたが、何事もなく無事映画を堪能することが出来ました。

 

作品を鑑賞していて思い出したのは、「ビブリア古書堂の事件手帖」のシリーズ。映画に登場するブックディーラーといった、本に関わる人物達の話を聞いていたり行動を見ていたりすると、「あ、これ『ビブリア古書堂の事件手帖』で読んだぞ」と思うことがありました。

 

紙の本の売り上げ状況について、海外でも日本と変わらないということを知りました。”本を読む”という同じ行動を取っていても、電子書籍を読んでいるか紙の本で読んでいるかで、受け取れる感覚や情報というのは違ってくると個人的に思っています。私が慣れていないだけかもしれませんが、電子書籍で読むよりかは紙の本で読んだ方が本の内容が頭に入ってきます。本の分厚さも、読書を楽しむことの出来る要素の一つだと思っているので、尚更紙の本で読む方がいいなと思います。

 

映画の中で、紙の本がこの世に存在しなくなるのではと懸念する方もいましたが、私のような人間がいる限り存在し続けるのではないでしょうか。文化というものを後世に残すにためにも、紙の本は存在し続けて欲しいです。

 

場所とお金に余裕があるならば、本に囲まれるような家に住みたいです。映画の中で登場した、個人の図書館のような。あれが、私の理想の家かもしれない。

 

鑑賞後はどうしても本に触れなくなり、本屋へ。思う存分堪能し、読みたいと思っていた本を購入しました。