裏庭に倉庫

ゆるーく、ひっそり、のんびりと

2020年の目標を達成出来たか

①月に一回以上、映画館(劇場)で映画鑑賞

2019年に引き続き、達成出来なかった目標でした。2年連続達成出来ず……。
4月と5月、コロナの影響で映画館だけではなく、様々な施設を利用することが出来なくなりました。そのため、4月と5月は、映画館で映画を鑑賞することが出来ないという結果に。

その期間以外は、月に一回以上映画館で映画を鑑賞出来たため、記しておきたいと思います。

1月
アナと雪の女王

2月
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

3月
一度死んでみた

6月
レオン

7月
ドクター・ドリトル
千と千尋の神隠し

8月
コンフィデンスマンJP プリンセス編

9月
はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!

10月
TENET
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

11月
十二単衣を着た悪魔
羅小黒戦記

12月
魔女がいっぱい

楽しみにしていた映画の公開が延期になることがしばしばあり、鑑賞する予定があれこれと乱れてしまいましたが、公開されるということは分かっているので、公開まで楽しみに待機しておきます。


②演劇(ジャンルは様々)を年間四回以上鑑賞

実際に劇場へ足を運んでの鑑賞は四回に満たないのですが、ライブ配信などを含めると四回以上鑑賞しました。
実際、生での舞台鑑賞を断念したり、公演が中止になったりしましたが、これは目標を達成出来たと言っていいのでは?と自分で納得することにしました。

私にとって芸術鑑賞というのは生きていく上で糧となるため、様々な対策をとって公演を実施してくれるということはとてもありがたいことです。
来年も、たくさんの演劇のみならず芸術に関する鑑賞をしていきたいと思っています。


③訪れたことのない都道府県を観光する

今年は1月に、初めて兵庫県へ行ってきました。これからも兵庫県へ行った際には必ず立ち寄りたい、という美術館に出会いました。たまたまTwitterで見掛けた美術館で、行って良かったなと思いました。


④資格を取る

資格の勉強はちょこちょこしていましたが、試験を受けることは無かった一年でした。
来年の私に期待!という感じです。


⑤筋肉量を増やす

筋肉量、去年と変わらず。

この一年、何をしていたんだ私……?と、体重計の上で呆然としてしまったのは言うまでもありません。



この一年、様々なことがありました。今年出会った人やお世話になった人を思い浮かべながら、年を越したいと思います。

「は?」と思うような言葉を投げ掛けたり、態度を取ってきたりする人達がおり、世の中こんな人もいるんだ!と知る一年でした。その人達と出会うことはもうないかと思いますが、私は私の道を行く!今に見てろよ!と胸を張って言えるくらいの人生をこれからもずっと歩んで行きたいです。

魔女がいっぱい

今月は、「ナイル殺人事件」を鑑賞しようと思っていたのですが、残念なことに公開延期となってしまいました。さて、何を鑑賞しようかなと思った時に、「魔女がいっぱい」が気になったため鑑賞してきました。

どういった映画なのか何の情報を得ることなく、映画館へ。子ども向けなのかな?と勝手に思っていたのですが、どの世代の方でも楽しむことの出来る作品でした。ただ、魔女の容姿や変身する過程の描写がリアルすぎて、え……想像以上に怖……と思ってしまいました。幼い頃の私が鑑賞していたら、確実にトラウマになっていたと思います。近くに座っていた女性は、目を手で覆っていました。最新の映像技術のおかげで、女の子が鶏に変身したり男の子がネズミに変身するシーンはリアルで、夢に出てきそうです。

話の内容は、予想外なことは起きない感じでした。ある程度、こんな風になるのかな?と予想はつく感じです。そこが、どの世代の方でも楽しむことの出来る理由の一つなのではないでしょうか。

もう少し掘り下げて欲しい部分がいくつかあり、ちょっと物足りなさを感じました。ただ、最後は個人的に納得出来る展開だったので、物足りなさについてはそれで相殺されたような気がします。この作品が日本制作によるものだったら、最後については違う展開──私好みではない展開だっただろうなと思います。

羅小黒戦記

映画鑑賞前にスクリーンで流れている宣伝の動画で、上映されると知ってはいた「羅小黒戦記」。11月は鑑賞したい作品がたくさんあり、鑑賞する優先順位はそこまで高くありませんでした。しかし、この作品の評判に少し触れて、これは鑑賞しないと損だなと判断。何で優先順位を高くしておかなかったんだ、と自分自身に対して憤りを感じてしまいました。せっかくなら目一杯作品を堪能したいなということで、人生二度目の4DXで作品を楽しみました。

絵柄が可愛らしくて、自分の中で勝手に日本のアニメ映画だと思っていたのですが、中国のアニメ映画だということを恥ずかしながら最近知りました。中国のアニメ映画に触れるのは初めてです。どんな感じなのかなぁと、評判で少し色々と知っていたとはいえ、ドキドキワクワクが止まりませんでした。気持ちが逸り過ぎたのか、早くに劇場内に入ってしまうという……。しばらく誰も劇場内に入って来なかったため、一人でポツンと座席に座っていました。4DXでの鑑賞ということで、荷物を全てロッカーに入れていたために何も出来ることがなかったのです。時間配分、もう少し考えれば良かったと反省。

キャラクターのデザインはシンプルで、キャラクターを構成する線や色は最小限。それでも、どのキャラクターも可愛らしいし特徴がしっかり描かれていて、食い入るように見つめてしまうほど。猫科の動物が好きなので、猫っぽいデザインの妖精を見ると、「え、何!?この可愛い妖精は!?」と一人悶えていました。主人公のシャオヘイが黒猫の姿の時の動き、まるで実家の猫を見ているようでした。恐怖心を抱いている時の耳の形を見て、そうそう猫ってこういう時そういう風に耳を伏せるんだよね、と実家の猫を思い出し恋しくなりました。

キャラクターのデザインだけではなく、背景で描かれている風景、そしてキャラクター達の動きなど、ほぅ……美しい上に素晴らしい……と感嘆。絵に関して全く無知な人間なのですが、絵の勉強になるなと思ったほど。色使いが私の好みにドンピシャというのもあり、色を見ているだけでもテンションがとんでもなく上がりました。

思わずクスッと笑ってしまったりホロリと泣いてしまったり、その落差というかシーンの切り替えが心地よく、一つのシーンでほぼ同時に様々な感情が生まれました。え、そこでそのセリフ?動き?とホロリときていたのに、感情が揺れ動いて涙が止まるという。

日本の様々な作品の影響を受けているのかな?(ジブリ作品やNARUTOなど)と思ったのですが、ただ影響を受けているだけではなさそうです。上手く言葉には出来ないのですが、この部分ってあの作品にそっくりだなという感情が少しも芽生えなかったからこそ、そう思うのかもしれません。何が言いたいのか分からないことを言っていますが、抱いた思いや考えを上手く言葉に出来ない。悔しい。いつか、中国のアニメの存在が日本にとって脅威(良い意味でも悪い意味でも)となる日が来そうです。また面白い作品に出会えるのか!と楽しみでもあり、恐ろしくもあります。

本当に鑑賞して良かったな、と思う作品でした。あれこれ語りたいけれども、最初から最後まで良かったために物語の流れを全部ここに書き出してしまいそうなので、ここはグッと我慢しておこうと思います。

十二単衣を着た悪魔

テレビでこの作品の宣伝を見た時、チラリと映ったとある俳優さん。この俳優さんが出演するなら鑑賞しよう!と思い、いざ映画館へ。出番は、序盤らへんだけでした。とはいえ、スクリーンに映る姿を見ることが出来て良かったです。

誰に焦点をあてるかによって、すっかりと印象が変わるものですね。源氏物語の主役である光源氏は、「十二単衣を着た悪魔」ではあまり目立ちません。源氏物語で描かれている通りのことをやっているだけです。焦点をあてられているのは、弘徽殿女御。源氏物語を読んでいたときは、あまり意識をしたことのない人物です。「十二単衣を着た悪魔」の弘徽殿女御は、強い女!という感じがして好きでした。弘徽殿女御を演じた三吉さんが片方の口角を上げて笑うシーンがあったのですが、ここの表情が最高に格好良かったです。頂点に立てそう、いやもうすでに立っていてもおかしくない、と思ってしまうくらいには。

主人公の雷が、源氏物語の世界から自分の生まれ育った時代に戻ってきた後、しばらく言葉遣いや所作が平安時代に過ごした時のままなのですが、そこが妙に面白かったです。この時の劇場内、ふっと空気が和らいだような気がしました。

黒猫がちょこちょこ登場していたのですが、エンディングできちんと出演者としてクレジットがあるのを見つけ、ほっこりしました。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

普段利用している映画館があるのですが、いつもと違ってチケットの予約を早く出来るとのお知らせがありました。へぇ早めに予約出来るんだと思ってネットで予約しようとアクセスしたら、「しばらくお待ちください」の文字。アクセスが集中していたようです。なかなか繋がらないだろうなと長期戦を覚悟しましたが、思いの外運良くスムーズにチケットを予約できました。希望する時間帯に鑑賞できないのでは?と思ったのは、名探偵コナンの映画(確か、「から紅」のとき)以来です。

朝一番の上映回にて映画を鑑賞したのですが、朝早いにも関わらず満席だったと思います。確認した限り。平日の朝一番ということで、満席にはならないかなとは思っていたのですが、見事に予想が外れました。販売する座席数も本日から増えたということで、久しぶりに人のたくさん入った劇場を見ました。映画館の日常というものが、戻ってきた感じがします。

映画が始まってからまず最初に思ったことは、映像が綺麗だ、でした。アニメの時点で本当にこれはアニメなのか思うくらい綺麗だったのですが、映画はそれ以上でした。雪の描写が、リアル。

物語は漫画を読んでいたため、展開やら最終的にはどうなるのやら分かっていたのですが、やはり色や動き、そして音が加わることによって、漫画を読んだときとはまた違った印象を受けました。迫力満点です。また、漫画と比べて人物同士のやり取りが丁寧に描かれていたり、付け加えられたシーンがあったり、見所が本当に盛りだくさんでした。戦いのシーンは一撃一撃に躍動感があって、無限列車編を映画で楽しむことが出来たことに感謝しました。アニメを視聴していたため、絶対に期待外れになることはないだろうと思っていましたが、期待以上の作品に。本当にこの料金で鑑賞していいの……?と思いました。

絶対に泣くだろうなと思い、家を出る前にハンカチを持っているかしっかり確認。案の定涙を流したのですが、眼鏡を掛けていてマスクをしていたからか、なかなか涙を拭うタイミングが掴めず、マスクの中へ涙が流れ落ちることに。泣きそうな映画を鑑賞する際には、替えのマスクを持参した方がいいということを学びました。

映画を鑑賞するまで分からなかった猗窩座の声優さんですが、まさかこの声優さんが!?と思う方が演じられていました(私の中で)。何故驚いたのかというと、鬼滅に出演しそうだなとは思っていたのですが、勝手ながら他のキャラクターを演じそうだなと思っていたからです。とはいえ、キャスティングに文句があるわけではありません。ただ、予想が外れて驚いただけなので。この先の物語が映像化されるのであれば、今後の猗窩座の登場が楽しみです。

TENET

あまり映画館で鑑賞しないジャンルの映画でしたが、今までにないような映画という情報を得たため、心惹かれた私はせっかくだったら大きなスクリーンで楽しもう!と鑑賞することを決めました。

この映画を鑑賞した後に真っ先に抱いた感想は、「!」と「?」。映画を前半と後半で分けた時、後半部分で次から次へと展開が繰り広げられていって、今年一ワクワクしたといっても過言ではないかもしれません。ただ、よく分からないと思うことがたくさんありすぎて、その結果、鑑賞後に「!」と「?」という言葉ではなく感嘆符が頭の中で飛び交いました。

映画の前半部分で、拷問など痛い!と思うシーンがあり、このまま鑑賞し続けて大丈夫かな……と不安になりましたが大丈夫でした。人間が痛め付けられるシーンが苦手なため(度合いにもよりますが)、少し目を閉じていた部分がいくつかあります。あと、物語の流れとは関係ないところなのですが、楽器が踏みつけられて破壊されるシーンが冒頭であり、吹奏楽管弦楽に携わったことのある身としては、楽器が乱暴に扱われるところを見ると心が痛みました。壊された楽器の中には、とんでもない額の楽器があったはず。その後、今の何?とところどころ気になる動きなどがありましたが、話の展開についていくために深くは考えていられないと、とりあえずスクリーンに映る映像をしっかりと目に焼き付けていました。

そして、後半部分にて、前半部分で気になったところの謎が解けるわけです。物語が進むにつれて、もしかしてあの時のあれは……とか、今後こうなるのでは……と頭の中がパンク寸前。え……そんな……と思いもよらぬところで衝撃を受けることも。様々なところで言われている通り、この映画はもう一度鑑賞したくなります。映画終了まであと少し、というところでの主人公の表情は、今までにこの映画についてきた観客として、胸がキュッと締め付けらました。この時、男同士の友情というものを感じます。

私一人ではこの作品について細かい部分を整理しきれなかったため、ネットで色々と考察を見ました。考察をされている方、本当にすごい。最初、こいつ信用していいのか?と思っていたニール。最後には、彼の格好良さや生きざまに虜になります。

この作品に出演されている人達の中で、何人か見覚えがあるけれど思い出せない方達がいました。調べてみると、以前鑑賞した作品に出演していることが分かり、きちんと脳の奥底では覚えているものなんだなと自分の脳に驚いています。セイターを演じていた俳優さん、見覚えがあると思っていたらエルキュール・ポワロを演じていました。彼が出演する作品──「ナイル殺人事件」が、公開されるようなので楽しみです。

はたらく細胞!!

『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』 を鑑賞してきました。

つい先日まで、「はたらく細胞!!」の映画が公開されるとは知りませんでした。9月は何の映画を鑑賞しようかな、と思っていつも利用している映画館のHPを見ていたのですが、この映画鑑賞したい!と思う映画がなく、最近足の遠退いていた映画館のHPを調べてみることに。そこで、「はたらく細胞!!」の映画が公開されていることを知ったのです。

映画館を鑑賞すると決めてから、一気にアニメを視聴。一度視聴したことがあるとはいえ、視聴したのが一年程前だったため改めて視聴しました。結果的に、事前にアニメを視聴していて良かったなと思います。

さて肝心の映画ですが、乳酸菌達が最初から最後まで可愛かったです。可愛らしいと思いきや、力強さもあり、乳酸菌の働きについて学ぶことが出来ました。体に良いものだと漠然と知ってはいましたが、映画を鑑賞して乳酸菌はこういう働きをしてくらているんだ、乳酸菌ありがとう、と感謝しました。

はたらく細胞!!」のおかげで、自分の体の中で細胞達がどのような働きをしてくれているのか、知識として得ることができました。私の体は、割りと高い頻度でお腹の調子が悪くなるので、腸の話はとっても身近に感じる話でした。腸内環境を整えようと、心に誓いました。

いつも「はたらく細胞!!」に触れていて思うのは、学生の頃にこの存在があれば、きっとこの分野のみではあるけれど勉強楽しかっただろうな、ということです。学生の頃、漫画やアニメ好きの同級生達の間で流行ったのは、「ヘタリア」。「ヘタリア」が好きだからということで、居眠りしがちな子が世界史の時間は起きていたな、ということを思い出しました。

乳酸菌が可愛いと言いましたが、血小板ちゃん達も可愛かったです。