裏庭に倉庫

ゆるーく、ひっそり、のんびりと

お花見とカフェ

まずは……

久しぶりにブログを書きます。最後にブログを書いてから、結構間が空いてしまいました。

行きたいところが増えたり、お出かけする機会も増えたりで、思い出の記録として再びブログを書くことにしました。

何ヶ月後、何年後かにブログを読み返した時に、こんなこともあったな〜と思い出に浸ることが出来ればいいなと思っています。ただの自己満足になるかと思いますが。

 

お花見

通勤中、電車の中から窓の景色を見ていると、桜が目に飛び込んできます。もう桜の季節か〜と月日の流れの早さを感じつつ、休みの日に桜を見に行くことにしました。

繁華街で桜を見ることの出来る場所は、イベントが開催されていたりアクセスが良かったりで、きっと人が多いだろうなと思ってお花見の場所候補から外しました。

お花見の場所として選んだのは、地元の人しか行かないような広場です。繁華街から電車一本で行ける場所であり、駅からも近い場所ではあるのですが、訪れている人は多くなくゆっくりと過ごせました。

快晴だったら、もっと桜が映えていたのだろうな……。曇り空ではありましたが、雨が降らなくて良かったです。

 

カフェへ

お花見を終えた後は、広場から近い駅へと向かいました。広場へ行く際に利用した路線とは違う路線の駅です。駅前が綺麗になっている情報を得ていたので、どんな感じなんだろ〜とワクワクしながら向かったのですが、本当に綺麗になっていました。都会になってるー!(※以前と比べての話です)と思いながら、駅前と駅舎の写真を撮りました。

カフェは、駅の改札口からすぐ近くにありました。飲食店に入る時、一人だとドキドキしてしまうタイプの人間なのですが、カフェの前に置いてあるメニューを見て心を落ち着かせ、飛び込む勢いで店内へ。最初に注文して席に着くタイプのお店だと思っていたのですが、座席から自分のスマホで注文するタイプのお店でした。注文のやり方が今時です。

注文したのは、キッシュのプレート(スープ・パン付き+ドリンクのジンジャエール)です。お皿の配置とか撮る角度とかから、写真撮るのが苦手なことがバレてしまっていますね……。

店内は落ち着いて、一人で訪れているお客さんも多かったです。ゆっくりのんびりと食事を堪能させていただきました。デザートも頼もうか悩んだのですが、キッシュのプレートで充分お腹いっぱいになることができました!

今度また訪れる時は、別の料理かデザートを頼んでみたいです。

 

帰宅

カフェを出た後は、しばらく駅周辺を探索して帰宅しました。久しぶりにお出かけしたのですが、やっぱり行きたいところに行くっていうのは楽しいですね!

来週はどこに行こうかな〜とか、ちょっと遠出してみたいな〜とか、あれこれ今は考えて計画を立てています。その時間が、最高に楽しいです。

リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様

劇場版が公開されることを知ったのは、テレビのCMでした。「テニスの王子様」は、様々なことにチャレンジしてくれる作品だと思っています。原作者である許斐先生、バイタリティありすぎじゃないですか?いつまでもこの作品がファン達を楽しませてくれるのは、まずは先生のおかげですよね。

 

漫画やアニメがきっかけで何かを始める、というのはよくあることだと思います。私が小学生の頃、テニプリのアニメの放送が開始。テニプリを知ったのは、この時でした。アニメを見ていた私はどうしてもテニスをやりたくなり、小学校の高学年の時にテニスを習い始めたのです。この作品に出会ってなかったら、テニスに触れることなく人生を過ごしていたとことでしょう。中学校では漫画を集めてミュージカルの存在を知り、高校や大学ではこの作品がきっかけで交友関係を築くことに。他にも、色々と助けられたり為になったりすることもありました。

 

私の人生において様々な場面できっかけとなってくれた作品、「テニスの王子様」。こりゃ、絶対に映画を鑑賞しなければ。そう思って、映画館へ。青春時代、この作品と共に過ごしていたのだろうな、と思われる人達が劇場にいました。もちろん私もその一人。

 

CMでキャラ達が踊ったり歌ったりしていて、一体どんな場面でそのような展開になるんだ?と思っていたのですが、映画の冒頭から皆踊り始めました。早速踊るのか、とビックリ。ミュージカルでしたね、あれは。作中、キャラ達が踊ったり歌ったりしてくれます。声優さん、みんな上手なんだよなあ。流石、たくさんキャラソンが存在するだけはある。

 

突然のミュージカルに驚きはしますが、ストーリーはしっかりしていました。ただ、作中の演出があっと驚くようなことばかりで、ストーリーの良さが少し霞みます。タイムスリップするという私好みの展開と、リョーマと桜乃の少々甘酸っぱいような関係性。テニプリのキャラってほとんどが大人っぽいのですが、リョーマってまだ中学一年生なんだよなと桜乃との関係性を見て思いました。ポニーテール姿になった桜乃の姿を見てリョーマがはっとするようなシーンがあるのですが、ここで思い出したのがリョーマの好きなタイプです。いいシーンを作ったな、と心の底から思いました。

 

下手したら人を殺めていたかもしれない。といったような行動をリョーマが取るのですが、テニプリなので人が死ぬことは絶対にないことは分かりきっていました。むしろ、コミカルに描いていたので、テニプリらしい展開に。最終的に誰かがめちゃくちゃ悲しい思いをすることはない、という安心感。最後まで、楽しませてくれました。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション

公開初日に鑑賞しようかなと思っていたのですが、映画館の予約ページを見るとほとんど座席が埋まっていたため、今日鑑賞することにしました。あんなに座席が埋まっているのを見るのは、鬼滅の映画を予約しようとした時以来かもしれません。

 

雨が降り、じんわりとズボンが湿っていまい、これ絶対身体が冷えるだろうなと思いながら劇場へ。案の定鑑賞中はちょっと肌寒くなり、持参していたストールで上半身を覆いました。何人か途中で席を立っていたので、ストールを持参していて正解でした。この状況下、空調を停止することは確実にないだろうから……。

 

前作では、A組の皆の活躍する場があったのですが、今作はインターンに参加しているメンバーが活躍。特に、エンデヴァーの事務所へとインターンへ行った三人。個人的には、皆の活躍姿を見られた前作の方が好きだなと思いました。とはいえ、今作も面白かったです!

 

ヒューマライズという組織が様々な国に爆弾を仕掛けるのですが、その各国特有のヒーローが最初の方で描かれていて、中でもエジプトのヒーローに目を奪われました。「なんか、壁画に描かれているっぽいヒーローがいるんだが」と。入場者特典を読まずに映画を鑑賞したので、鑑賞後に特典を読んでエジプトのヒーローの個性などを知りました。名は、サラーム。誰も後姿を見たことが無い。前作で登場した、立体を超越した犬を思い出します。サラームだけではなく、他にも気になるキャラがチラホラ登場。映画だけのキャラクターなのでしょうか。個性の描写だけではなくキャラデザも良かったので、漫画の方でも登場して欲しいです。

 

以前見たアニメの映画で吉沢さんの演技良かったなと思ったのですが、今作でのロディも良かったです。思っていた以上に出番があり、ストーリーの流れ的にデクとの掛け合いも多く、だんだんロディの魅力に引き込まれていきました。良いキャラしていたな、ロディ。ロディの個性についても、知った後に映画を思い返すと色々と楽しかったです。

 

映画を鑑賞する前に新刊(31巻)を読んだのですが、順序が逆じゃなくて良かったと心底思いました。新刊は、全体的に暗すぎて……。映画では暗さがなく、新刊を読んで沈んでいた気持ちが浮上しました。

ゴジラvsコング

待ちに待った、映画公開。私と同じように待ちに待っていたと思われる人達が、場内にいらっしゃいました。この状況下、久しぶりに座席が程よく埋まった映画館を見ました。

 

カメラワークが、アトラクションに乗っているような感じでした。USJで楽しんでいるような気分に。絶叫系が苦手な人がこの映画を鑑賞すると、少し酔ってしまうのでは……と思いました。映画館ではなければ、酔わないかと思います。大きい画面で鑑賞するからこそ、迫力や臨場感がありました。

 

ゴジラとコングのバトルは迫力があり、香港の被害には目を覆いたくなるほど。そして後から登場した、メカゴジラメカゴジラの存在を鑑賞前に鑑賞前にタイミング悪く知ってしまう人がいたみたいですが、私は運良くそのタイミングから免れることが出来ました。メカゴジラが登場した瞬間、は?メカゴジラじゃん!と心の中で突っ込みました。まさか、登場するとは思わなかったので。

 

前作の最後で続編を匂わせる感じで意味ありげに登場した、キングギドラの首。今作ではどこでどのようなかたちで登場するのかなと思っていたら、予想外なかたちで登場しました。そういう活用(悪用)のされ方するのだなと、少しだけ呆気に取られました。個人的には、残った首からDNAを採取してそれを利用して何らかのよく分からない怪物を生み出すのでは?と思っていたので。

 

鑑賞の前に、小栗さんが白目をむくという情報をネットで見て、まさかそんなわけないだろうと思っていたのですが、本当に白目をむいていました。人間側の話が必要最低限だった分、小栗さんの立ち位置がよく分からず……。日本人がハリウッド映画で活躍するというのは本当に難しいことなのだなと思いました。

 

前作の方が好みなのですが、怪獣側の活躍をがっつり楽しみたい方や迫力を思う存分味わいたい方は、今作の方が好みだと思います。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋

先週の金曜ロードショーで前作の映画を観て復習し、今日は「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」を鑑賞してきました。チケットを購入した後、さぁてどんな映画かなあと期待に胸を膨らませたとき、ふとあることに気が付きました。眼鏡持ってくるの忘れた、と。特に問題はありませんでしたが、眼鏡があったらもっとはっきり映像が見られたのだろうなと、しょんぼりしてしまいました。

 

今作は、前作よりもアクションの迫力が倍増って感じ。テレビでとある紹介されているのですが、これだけ激しくて迫力があるのだから終盤でのシーンかなと思っていたら違いました。割と序盤でのシーンだったため、最初っからこんな感じなら終盤はどうなるの……とドキドキ。終盤での団地でのシーンは、どうやって撮影したのだろう、アキラだけではなく敵対する人物達も動きがやばいなと、手に汗を握る展開ばかり。

 

宇津帆、最初登場した時はいい人みたいな感じで話しているのですが、どこか胡散臭さを感じます。やっていることはなかなかエグくて、長い時間をかけてターゲットを虎視眈々と狙い、ここぞという時で接触。そして、お金を巻き上げる。最後は、「悪い存在」「悪」のままこの世から退場するのですが、何とも言えない気持ちに。潔いというか何というか、被害に遭った人達からしてみれば決してスカッとするような感じではありません。

 

前作感じの悪かった、貝沼。やっていることも性格も最低で最悪なのですが、あまりにも悲しい終わり方でした。罰が当たったのだろうなとは思うのですが、そうだとは言いたくはない感じです。ミサキが今回も何かしら巻き込まれているのですが、本人は全く気が付いていないという。不遇過ぎでは……?何も知らないままの方が精神的には良いと思うので、このまま一生懸命デザイン事務所で働いていて欲しい。

 

ところどころクスクスと笑うシーンが入り、どこでジャッカル富岡のギャグをアキラがやるのかなという期待もありました。そこでギャグをやるかあと、微笑ましくなりました。

 

前作も今作も全て解決!という感じで終わるのですが、すっきりする気持ちもあればどこか物悲しい気持ちもあります。今作は、誰もが無条件で幸せになっているわけではないというのが割と闇深い。登場人物のバックグラウンドやその後など、観客側に想像を委ねるような構成が良かったです。

アメリカン・ユートピア

ふとしたきっかけで、行動可能圏内に新しく映画館がオープンしていたことを知りました。えー!いつの間に!?と思いながらその映画館を調べた結果、「アメリカン・ユートピア」という面白そうな映画が上映されると知り、ぜひこの機会に映画も楽しみたいし新しい映画館も楽しまねば、と思って映画館へ行ってきました。

 

この映画の原案となったのは、2018年に発売されたアルバム「アメリカン・ユートピア」とのこと。全くこのアルバムの知識がないまま映画を鑑賞したのですが、何の問題もありませんでした。

 

必要な舞台装置をギリギリまで排除し、舞台上はシンプルなものに。舞台袖や裏部分は、鎖みたいな幕で隠されていました。しかし、最後はその幕もあがり舞台袖も裏も丸見え。客席にいる観客に舞台袖と裏が見えるような舞台セット(と呼んでいいのか)は、珍しいというか滅多にないことだと思います。だからこそなのか、出演者のパフォーマンスに集中出来ました。あと、照明の技術も映えたような気がします。

 

個人的に好きだと思ったのは、ダンス。何故そのような振り付けを思いついたのですか?と尋ねたくなるような、不思議なダンスでした。言葉に言い表すのが、難しい。動きは激しくないのに、目を惹きつけられました。

 

映像に映る観客が本当に楽しそうで、鑑賞しているこちらまで楽しい気分に。観客のノリに合わせて、私も体を動かしたくなりました。動いてしまっては後ろの席の人に迷惑をかけるので、指でリズムを取るだけに留めました。

 

鑑賞後は色々と考えることがあり、音楽って様々なことを表現できるのだなと改めて実感。この映画のことは、ずっと覚えておきたいです。

ブックセラーズ

約3年ぶりに訪れる映画館で、「ブックセラーズ」を鑑賞。一人で行くのは初めての映画館でドキドキしましたが、何事もなく無事映画を堪能することが出来ました。

 

作品を鑑賞していて思い出したのは、「ビブリア古書堂の事件手帖」のシリーズ。映画に登場するブックディーラーといった、本に関わる人物達の話を聞いていたり行動を見ていたりすると、「あ、これ『ビブリア古書堂の事件手帖』で読んだぞ」と思うことがありました。

 

紙の本の売り上げ状況について、海外でも日本と変わらないということを知りました。”本を読む”という同じ行動を取っていても、電子書籍を読んでいるか紙の本で読んでいるかで、受け取れる感覚や情報というのは違ってくると個人的に思っています。私が慣れていないだけかもしれませんが、電子書籍で読むよりかは紙の本で読んだ方が本の内容が頭に入ってきます。本の分厚さも、読書を楽しむことの出来る要素の一つだと思っているので、尚更紙の本で読む方がいいなと思います。

 

映画の中で、紙の本がこの世に存在しなくなるのではと懸念する方もいましたが、私のような人間がいる限り存在し続けるのではないでしょうか。文化というものを後世に残すにためにも、紙の本は存在し続けて欲しいです。

 

場所とお金に余裕があるならば、本に囲まれるような家に住みたいです。映画の中で登場した、個人の図書館のような。あれが、私の理想の家かもしれない。

 

鑑賞後はどうしても本に触れなくなり、本屋へ。思う存分堪能し、読みたいと思っていた本を購入しました。